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平成27年度 第4回おかやまサイエンス・トーク

開催日時
2015年10月26日(月)14:30~16:00
開催場所
岡山県立倉敷中央高等学校
対象
生物理系分野2年生

実施報告
 まず、岡山大学大学院環境生命科学研究科(環)博士前期課程2年の中江智子氏より「私たちの環境を支える土・水・緑・FN/衛星情報でとらえる農地の変遷―」というタイトルで発表がありました。近年、耕作放棄地が増加し、田畑の減少だけでなく、洪水緩和機能など様々な機能が 失われつつありますが、土地利用の変化は航空写真や衛星写真を使うと効果的に捉えられます。地球規模では衛星データを使って、乾燥地における水分 や植生から水移動を推測する取り組みなど地理情報システム(GIS)の奥深さを話して頂きました。
 次に、岡山大学資源植物科学研究所特任助教の池田陽子氏より「環境によって変わる遺伝子の働き」というタイトルで発表がありました。全く同じDNA配列を持つ双子でも、育った環境によって違いが現れたりします。これはDNA配列情報以外に遺伝子が使われるか使われないかを決定している機構があるからで、これをエピジェネティクスと呼んでいます。遺伝情報が読み取りやすいかそうでないかによって遺伝子が活性化・不活性化することがわかってきており、これが自然界における様々な現象や病気の理解に役立つことを解説して頂きました。研究をしていると「世界中の誰も知らない発見を独り占めできる時間がある」と紹介して頂き、そのワクワク感を高校生にも伝えて頂きました。
 質疑応答・フリートークの時間では、 GPSが地球上の微妙な地殻変動を捉える仕組みや、いろいろ入れ替わる遺伝情報がありながらなぜ親子鑑定ができるのかなど、内容についての質問に加えて、高校生のうちにやっておきたいこと、という高校生に向けたメッセージも送られました。理系科目を学ぶこと、研究することについて、いきいき、わくわくという感覚が生徒さんに伝われば幸いです。

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